Excelでの作業を自動で行えないかと相談がありました。
Excel作業は二つあります。
一つ目は
Excelファイルで不要な列を削除する
ある列に文字を入力する
空欄があるものを見つける
エクセルファイルからCSVファイルに変更して保存する
二つ目は
Excelファイルで不要な列を削除する(18列から2列に)
あるセルの内容を変更する
数字の,(桁区切りのカンマ)をなくす
というものです。
手順が確立していれば5分くらいの作業かもしれませんが、毎日同じ作業であれば少しでも手間を減らしたいですよね。
今回はWindows自動化ソフト「UWSC」を使ってみました。
UWSCを使うとWidnowsでワンクリックで色々な動作をさせることができます。
「機能」
・ マウスとキーボード入力を記録して再生する事ができます。 (スクリプト形式ですので自由に編集する事ができます)
・ 強力なスクリプト言語によりアプリの操作ができます。 (COMオブジェクト、DLLの利用も可能です)
・ スケジュール機能により指定時間や指定ウィンドウが現れた時などの指定ができます。
UWSCサイトより
今回の作業ではワンクリックでExcelファイルを開き、作業をさせて、CSV保存し、さらに別のExcelファイルでも作業し、CSV保存するものを作ってみました。
具体的な動作
- 目的のExcelファイルを開く
- A行の入力内容を削除
- 不要な列を選択・列を削除(67列から13列に)
- A2にカウント式を入力、式のコピー
- C列の最終行の把握(データが入力されている最終行を確認するため)
- C列の最終行からA列に移動し、そこからA2までを選択
- カウント式を貼り付け
- M1に文字入力
- M2からM最終行まで選択、そこに先ほどとは違う文字を入力
- A列を基準に並び替え(空白がある行が上の方に来るように)
- CSVに変更し保存
- 別のExcelファイルを開く
- F1に文字を入力
- G列に入力されているデータをコピー
- F列に値を貼り付け
- 不要な列を選択・列を削除
- CSVに変更し保存
サンプル動画
最初のクリック以外は操作はしていません。
すごく便利で面白いので、もう少し色々なものを作ってみたいですね。